部屋を片付けてスッキリさせたいと思ったら、まず収納家具を購入しようと考えるのではないでしょうか。しかし、とりあえず購入していざ片付けようと思ったら家具の選定を失敗した……という話もよく聞きます。今回は、失敗しないためのポイントを解説します。
収納家具にもさまざまなタイプがありますが、使いやすい棚タイプの場合を考えます。棚の場合、正面から眺められるので目当ての物が探しやすいというメリットがあります。一方、中身が丸見えになるので、きちんと置かないと乱雑なイメージに。扉付きなら隠せますが、頻繁に使う物なら扉の開け閉めをストレスに感じて、結局出しっぱなしにしてしまうこともあるので、何を収納するか、しっかり見極めてから選定しましょう。また、そのためには収納する物を厳選することが先決。不要な物は処分し、収納したい物を明確にしてから、どのような収納家具にするのか決めることが大切です。
そのほか、気を付けたいポイントを紹介します。
①棚板の高さが変えられるかどうか
収納する物のサイズに合わせて棚板の高さを調整できれば無駄がなくなります。棚板を支えるダボの穴の間隔が細かいほうが柔軟に調整できるのでお勧めです。
②収納したい物に合ったサイズかどうか
たくさん収納できるように大きい家具を選択しがちですが、奥行が深くて出し入れしにくい、棚にホコリがたまって掃除が面倒など、かえって使いにくい場合があります。収納する物のサイズに合わせて家具を選びましょう。
③家具を置く場所のサイズ
配置する予定の場所の計測を忘れずに。マスキングテープなどを貼ってサイズ感を確認すると、どの程度のスペースを占めるのかイメージしやすくなります。