ラウンジスタイルでスペースを有効活用
通常、リビングダイニング(以下LD)はダイニングセット、ソファ、テレビ台など、たくさんの家具を置くため手狭になりがち。
そこで、新しいLDのカタチとして最近注目されているのが、「ラウンジスタイル」です。
リビングとダイニングのスペースを分けず、
兼用家具を使って食事の時間もくつろぎの時間も同じ場所で過ごすスタイルのことです。LD空間を有効に活用でき、スペースにゆとりが生まれるのが大きなメリットです。
具体的なコーディネート例としては、通常のダイニングテーブル&チェアを置かず、
やや低めでゆったりとした大きさのテーブルに、ソファやチェアを組み合わせるのがおすすめです。
テーブルやチェア座面の高さが低くなるほどくつろぎ感が増します。
ソファを壁際などに固定すると空間をより効率よく使え、動線もスムーズになるでしょう。
ソファを長めのベンチシートで代用すると、ランダムに数人で使用することができるうえに、横になって昼寝をすることも可能なので便利です。
狭いLDであれば、あえてソファを置かず、テーブル&チェアのみにしたり、座卓を置いて床座で暮らすという方法も。
スペースやライフスタイルに合わせて選びましょう。
リビングとダイニングの家具をひとつにしたことで生まれたスペースは、ラグを敷いてお子さんの遊び場にしたり、
パソコンスペースを設けたり、収納を充実させるなど、アイデア次第でさまざまな使い方ができます。
家族みんなが心地よく過ごせるように工夫をすれば、一緒に過ごす時間も自然と増えてきて、コミュニケーションも深まることでしょう