どのように整理するか悩むことの多い“思い出の品”。今回は上手に保管するアイデアを紹介します。
●自分の思い出は自分で整理する
その品に対する思い入れの深さは人それぞれ。残すか残さないか、その判断は持ち主にゆだねます。「楽しかった思い出ベスト10」など基準を決めて、ポジティブな気持ちにさせてくれる品を選抜するのもオススメ。
●“思い出”は1人1箱まで
思い出の品を収める「思い出BOX」を家族1人1箱用意して、そこに収まる量までと決めましょう。境界線がはっきりするので迷いも減ります。時間が経つと思い出の優先順位も変わるので、定期的に見直しましょう。
●思い出の品の“主”をはっきりと
お子さんが小さかったころの洋服や作品などは、使っていたのはお子さんだとしても、大抵の場合は親の思い出です。持ち主と思い出の主が違う場合は、取っておきたい人の思い出BOXで保管を。お子さんと相談しながら選別すれば、楽しい思い出がさらに広がります。
そのほかにも保管に悩みがちなものはいろいろありますが、例えば昔のプリント写真はデータ化するのがよいでしょう。スキャナー機能付きの家庭用プリンターを利用したり、スキャニングサービスを行っているカメラ店に依頼する方法も。お子さんが作った作品は本人にお気に入りを選んでもらって、棚の上などをギャラリーに見立てて展示してみては。新しい作品が加わったら、過去のものはお子さんに持ってもらって写真に収め、実物は処分するなど、思い出を残しつつ整理していきます。
思い出の品は、必要なものではないかもしれませんが、眺めるとそのときの楽しい記憶があふれてくるはず。上手に保管して、思い出と一緒に大切に残しましょう。