マンションでよく使われる浴室はユニットバス。工場で部材を生産して現場で組み立てる浴室です。
戸建てでよくみかけたタイプの在来浴室は、防水加工してからコンクリートやモルタルで壁や床をつくり、タイルなどで壁材を仕上げる浴室です。
マンションの浴室で最も使用されているのがユニットバスの耐用年数はおよそ15~20年程度。コーキングの劣化やパネルのひび割れなどを放置していると、壁の腐食や水漏れが起こりかねません。
トラブル回避のためリフォームを検討してみましょう。
その際、浴槽の種類で迷われる方がいらっしゃいますので特徴をご紹介します
・FRP(繊維強化プラスチック)
防水性が高く、ユニットバスに使われる素材として最もポピュラーです。軽くて丈夫、補修も容易です。
・ホーロー
鋳物や鋼板に、ガラス質の釉薬を焼きつけてつくります。耐久性、保温性に優れていて、表面を覆うガラス質に高級感があります。ただし重いため、床の補強が必要になるケースがあります。
・ステンレス
錆びにくく保温性の高い合金です。傷は目立ちますが、FRPに比べ耐久性が高く、ホーローよりも軽いのが特徴です。
・人工大理石
天然の大理石に似せてつくられた素材で、アクリルやポリエステルが主成分です。アクリル系は光沢や透明感があり、ポリエステル系はアクリルに比べ安価な傾向があります。
・木材
耐久性、耐熱性に優れていますが、掃除を怠るとカビが発生しやすいのが難点です。使用後に乾燥させる必要があるため、新鮮な空気を取り込める設計にしましょう。
ヒロキリフォームでは人口大理石を選ばれる方が圧倒的に多いですが、それぞれの特徴を理解したうえで納得のいくリフォームをしてください♪