還暦とは干支が一巡して誕生年の干支に戻ること、また、その年を差す年齢のことをいいます。
干支は、十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)と十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・申・酉・戌・亥)の組み合わせで数や方角を表すもので、その組み合わせの総数は60もあるのです。
元に戻る意味から、還暦は生まれ直しと考えられ、人生のひとつの区切りとされてきました。
戦前までの平均寿命は50歳以下でしたので、還暦を迎えるということは長寿としてとてもめでたいこととされました。
医療の進歩により平均寿命が格段に延びた現在では、60歳はまだまだ若い年齢です。
60歳=還暦は第二の人生の始まりとしてみなされることが多くなりました。
セカンドステージをスタートしたとしたら何を始めてみますか?