糖尿病と診断されても、最初はピンとこない人が多いでしょう。
糖尿病は静かに進行する病気。かなり進行しないと症状は現れないため、初期は病気の実感がなく、治療をしようという意欲がわいてこない人も多いようです。
「境界型」と診断された人も要注意。いわゆる糖尿病予備軍であり、将来的に糖尿病になるリスクが非常に高く、年齢を重ねるごとにその可能性は高まっていきます。
しかし糖尿病は、現代の医学では完全に「治す」ことはできません。
生涯、血糖値をコントロールしながら、病気と付き合わなくてはなりません。
自覚しにくいため、知らない間に深刻化するというケースも多くあります。
大切なのは、運動や食生活など生活習慣を改善するとともに、定期検査を欠かさないこと。
予防と早期発見を心がけましょう。