扇風機や暖房器具など季節ものの収納は、意外と頭を悩ませる問題です。
次のシーズンまでしばらく出し入れすることはありませんが、大きめのスペースが必要になりますし、どこに片付けたのか忘れてしまったら探し出すのも大変です。
使う頻度が低く、大きくてかさばるものの収納に適しているのが、押入れやクローゼット、納戸などのスペースです。
最近ではウォークインクローゼットを備えたお住まいも多いと思いますが、
このような空間はたくさん収納できる反面、使いこなすのが難しい場所でもあります。ただ単純に積み上げてしまうと、上のものを動かしたり、手前のものをいったん取り出したり、いざ使用するときに手間がかかってしまいます。
その手間を解消するには、棚やラックなどを使って、空間を上と下、手前と奥に区切って収納するのがポイント。
出し入れのしやすさだけではなく、無駄な空間もなくなり、効率よく収納することができます。季節ものはしばらく使用しないので、手の届きにくい奥側や、下段にしまっても問題ありません。重量がある場合は、キャスター付きの台に乗せておくと、奥からでもラクに取り出すことができます。
また、ひな人形や五月人形、クリスマスツリー、ハロウィーングッズなどの季節の飾り物も同様です。
一年のうちに使う期間は限られているので、手の届きにくい場所にしまってもOK。
ただ、クリスマスツリーとツリー用の飾りなど、一緒に使うものはまとめて収納を。
こまごまとした飾り物はバラバラにならないように1箱にまとめ、「クリスマスツリー用飾り」などラベルを付けると完璧。箱を開けなくても中身がわかるので、探し出す手間も省くことができます。