七五三無事におわりましたか?
七五三といえば千歳飴。
千歳飴は、「親が子供に長寿の願い」をかけるという意味を持っています。
細く長くそして色も縁起の良い紅白の形状になっています。
江戸時代は子供の生存率が今より低かったので、「無事に育って長生きをして欲しい」といった願いが、強かったのかもしれません。
現代と違って甘い物が貴重品だった江戸時代は、子供だけでなく大人にも飴は嬉しい贈りものだったそうです。
千歳飴の袋のデザインには、鶴、亀、松竹梅が描かれ、寿の文字が書かれています。
鶴と亀は「鶴は千年亀は万年」といわれているように「長生き」を示しています。
松竹梅に関しては、松と竹が冬でも緑を保つことや、梅が冬を耐えて真っ先に花を咲かせることから、「健康や力強さ」を示しています。
千歳飴に込められている思いや袋に描かれているデザインの意味ついて、お子様に伝えてあげてみてはいかがでしょうか。