ペットを室内で飼う時、何よりも対策しなければならないのは床材です。壁のひっかき傷対策や臭い対策なども勿論重要ですが、床材は特にペットの健康と密接に関わる重要な部位です。相性が悪い床材で長期間歩き続けると、大切なペットが病気にかかってしまいます。
室内で飼われている犬や猫は、滑りやすい床材を長期間歩き続けることが原因で、足腰の病気にかかることがあります。足腰の病気は主に犬の方が発症しやすいと言われていますが、猫でも、可能性が低いというだけで病気にならないわけではありません。
ペットの足腰で起きる代表的な病気は「変形性関節症」です。変形性関節症とは、関節に長期間負荷がかかることにより、骨と骨のクッションになっている「軟骨」がすり減ってしまい、歩くたびに痛みを感じるようになる病気のことです。変形性関節症にかかったペットは、足を引きずったり動きが遅くなったりするため、運動不足や肥満といった他の病気も発症しやすくなってしまいます。
大切なペットを苦しませないためにも、リフォームで滑りにくい床材にしてあげましょう。