梅雨時期、洗濯物干しに悩む方は多いかと思います。
洗濯物干しをリフォームする際、洗濯作業の動線と使い勝手を考慮します。
洗濯機が置いてある洗濯をする場所、洗濯物を干す場所、洗濯物を取り込んで畳む場所、この動線が出来るだけ短くなるように洗濯物干しの場所をプランニングしましょう。
洗濯物干し場に屋根を設置するか否かですが、屋根を付ける事で更に日差しが差し込まない上に室内の温度が下がってしまう事があります。また、アール形状のR型屋根を取り付けると、雨の吹き込みを和らげる効果がある上に、屋根の先に丸みがあるので冬の雪国の雪を落とす対策にもなります。メリットデメリットを踏まえた上で屋根の設置をどうするか検討しましょう
室内干しのリフォームの際に注意したいことは、狭い部屋や締め切っている部屋に取り付けてしまうことです。
湿気が溜まりやすくなり、洗濯物も乾きにくくなります。カビの発生も往々にしてありえるでしょう。来客が多いお宅では洗濯物が目に入ってしまうのをさけるため、どうしても洗面所や脱衣所にとお考えの場合は除湿機との併用をお勧めします。
浴室乾燥機は洗濯物を乾かすだけでなく、浴室暖房機能や換気機能もあるのでとても利便性が高いです。室内干しでも浴室だと来客の目も届きませんし、朝出かける前に干して帰宅後洗濯物を取り込んでから入浴する事も可能です。但し、電気代やガス代が掛かるというデメリットもあります。
外干し・室内干し、それぞれのライフスタイルに合っているかどうかという所に重点を置いて洗濯物干しの導入と設置の検討を行い、洗濯作業に掛かる労力を少しでも軽減できる洗濯物干しのリフォームを行って下さい。