あらゆる面でデジタル化が進んでいるとはいっても、新聞や手紙、買い物したときのレシート、お子さんの学校からの連絡プリントなど、日常には“紙類”があふれています。紙類を上手に管理するには、必要度に応じて分類することから始めましょう。
①長期保管が必要な重要書類
家の権利書や保険証券、契約書など
②1年間は使用するもの
学校や習い事の年間予定表や連絡網など
③一時的に保管するもの
レシート、セールのお知らせ、授業参観の案内など
このうち、①は紛失すると困る書類。頻繁に確認する機会もないので、キャビネットなどに隠して収納を。
②③は、しまい込んでしまうと大事な用件を忘れてしまうことにもなりかねません。使い勝手も考えて、あえて目につくところへ保管しましょう。一定期間で②③の書類は入れ替えるので、できるだけ簡単に保管できるようにするのがコツ。クリアフォルダーやバインダーを使って、光熱費、学校関連などと分類して保管するとよいでしょう。ただ、キッチンカウンターなどに平積みにしてしまうと、下のファイルが埋もれてしまい見落としがちなので、ファイルボックスを使って立てて収納を。来客時には背表紙の高いほうを表側に向けるだけで、見た目をすっきりさせることができます。
また、お子さんが描いた絵などの作品の収納も悩ましい問題。全部保管していると、あっという間に山積みになってしまうので、「思い出ボックス」を用意して、「ここに入る分だけ」と決めると管理しやすくなります。お子さんにお気に入りを選んでもらって、リビングに飾るのもお勧め。マスキングテープなどを使って、かわいくアレンジして壁に貼ると、インテリアにもなじみます。