お正月に届く年賀状。大切な人からの便りがうれしい反面、毎年たまっていく年賀状の収納は悩みの種でもあります。年賀状の保管・処分は、自身がどのように年賀状を捉えているかで変わります。大きく分けて、「情報タイプ」と「思い出タイプ」の2つが考えられます。
「情報タイプ」は、住所や家族構成など差出人の情報を重視しているので、その確認ができたら、年賀状そのものへの思い入れはありません。もし現在、年賀状を何となく保管しているとしても割り切って処分できるでしょう。一方、「思い出タイプ」は年賀状を思い出として捉えるので、処分できないという方が多いと思います。
あなたはどちらのタイプでしょうか? 「思い出タイプ」の方は処分しにくいと思いますが、すべて保管するにはスペースも必要になるので、期間を決めて保管するのがオススメです。次の年に年賀状を書くとき、以前の情報が参考になるので、収納しやすい量を考えて2~3年程度を目安にすると良いでしょう。
保管するときは、ハガキ用のファイルなども市販されていますが、もっと手軽な保管方法をご紹介します。
●年別にゴムで束ね、何年のものか書いた付せんを貼る。
●チャック付きのポリ袋に年別に入れて、袋に何年のものか書いておく。
●空き箱に入れ、側面に何年のものか書く。数年分を同じ箱に入れる場合は、年別に輪ゴムで束ねて入れる。
●ハガキの角にパンチで穴を開け、リングで綴じる。数年分を1つのリングにまとめる場合は、年の境目に付せんを貼って目印に。
そのほか、仕事関係、親族、友人などに分ける方法もあります。また、年賀状を処分するときは、シュレッダーにかけるなど個人情報に十分に注意してください。