この時期に食べる機会が増えてくるのが、やはり“鍋”。
体が温まるうえに栄養たっぷりな優れたメニューですが、鍋のスープはダシや塩、しょうゆ、みそなどを使うため、どうしても塩分を取り過ぎてしまいます。
代謝が落ちているところに塩分を取り過ぎると、“むくみ”につながります。そんなときは塩分を少し控え、コショウや唐辛子、ショウガなどの“スパイス”を活用してみましょう。塩分を減らすと味に物足りなさを感じますが、コショウや唐辛子のようなピリッとしたスパイスなら、味にもメリハリがつきます。濃い味はつい食べ過ぎてしまいますが、スパイスが味を切り替えてくれるので、食欲のセーブにもつながります。さらにショウガには発汗作用があり、冷えの予防や体を温めてくれるので、代謝の促進にお勧めです。
また、朝食やおやつで試していただきたいのが“シナモン”。
こちらも体を温めてくれるスパイスで、毛細血管の老化も防止してくれます。スティック状のものをコーヒーや紅茶に入れたり、パウダー状のものはトーストしたパンにかけても◎。あとお勧めなのが、リンゴとシナモンの組み合わせ。リンゴは皮ごと1cm弱くらいの薄さに切って耐熱皿に並べ、そのままレンジで1分ほど加熱を。そこへシナモンパウダーを3~4振りすればOK。シナモンがアクセントになって、リンゴの甘さを引き立てます。トーストにのせたり、ココナッツオイルやヨーグルトをかけても美味しいですよ。