“冷え”対策は、1年を通じて重要なテーマですが、寒さで身体が固まり、動かしにくくなる冬は、体温が下がらないように注意することが大切です。
まず心がけたいのは、暖かい服装で冷気を遮断すること。
特に、首、手首、足首は、マフラーや手袋などでしっかり覆います。“首”と呼ばれる3か所を温めることで大きく変わってきます。
また、身体を温めるにはお風呂も効果的。お湯につかるのはもちろんですが、お湯に塩をひとつかみ入れてみましょう。
デトックス作用や発汗作用があり、疲労回復にもなります。お酒が大丈夫な方なら、コップ1杯くらいの日本酒を加えるという方法も。身体が温まり、肌も保湿してくれるのでオススメです。
食べ物などで体温を上げていく身体づくりも欠かせません。鶏のササミや胸肉など、身体の燃焼効果が上がるたんぱく質を積極的に摂取してください。
脂肪の多い人は暑がりなのですが、実は身体が冷えやすいんです。筋肉がつくと身体が冷えにくくなるので、筋肉を作るのに必要不可欠なたんぱく質は“冷え”対策にも大切な栄養素と言えます。温かい鍋やスープに鶏肉を入れて、たんぱく質を摂取するとよいでしょう。
生姜や唐辛子など、身体を温める食材もプラスすると、さらに効果がアップします。同時に気を付けたいのが、炭水化物を取り過ぎないこと。炭水化物を減らすと、たんぱく質の吸収が良くなり、脂肪も燃焼しやすくなります。
体温が上がると、基礎代謝量が上がり、身体も動かしやすくなります。“やせやすい身体”にもつながるので、美容の面でもオススメ。適度な運動もプラスして、健康で美しい身体を手に入れましょう。