冬に限ったことではありませんが、食事には“旬”を取り入れることが大切です。
今はどんな食材も1年中いつでも手に入れることができますが、旬の時期の食材は栄養価が2倍ほどに高くなります。
しかも、味もしっかりしているから、同じ料理でもおいしさがワンランクアップ。
冬なら、カブや大根などの根菜を積極的に取り入れてみましょう。
料理法としてオススメなのは「鍋」です。
さまざまな食材のエキスがスープにもしっかり染み出るので、健康的な体づくりにぴったり。旬の根菜はもちろん、余り物の野菜もどんどん入れられるので、効率よくたくさんの食材を消化することができます。
冬の冷えた体を温めてくれるのもうれしいですよね。
しょうがをプラスすれば、さらに体を温めることができますし、豆乳鍋もオススメ。
大豆イソフラボンなどもたっぷり含まれるので、美肌にもよいと思います。
キムチ鍋やトマトを入れてイタリアン風にしてみるなど、鍋はバリエーションも豊富なので、冬は毎日「鍋」にしてしまってもいいくらい。調理の手間もあまりかかりませんから、手軽に食生活を整えられますよ(笑)。
また、冬に気をつけていただきたいのが、水分不足です。
夏と違って、のどの渇きをおぼえることが少ないので、どうしても水分をとらなくなってしまいます。水分不足は、体の代謝機能の低下を招きます。脚がつったり、体の機能がストップしてしまうので、できるだけ水分をこまめにとるように心がけましょう。
そうすると体内の循環が次第に良くなり、冬でも汗として排出されるようになります。
風邪など体調の崩しやすい冬の季節は、食生活から体を整えて、健康をキープしましょう。