家の中で熱の出入りがもっとも大きい場所は「窓」です。戸建てのデータになりますが、冬場は部屋の温かい空気の58%が窓から逃げ出し、夏場は熱の約70%が窓から入ってくると言われています。つまり窓の断熱性能を高めることで、冷暖房効率がグッと高くなるのです。
内窓は、今ある窓の内側にもうひとつ「窓」を設置して、空気の層を作る方法。この空気層が壁の役割を果たし、高い断熱効果を生み出します。通常の窓は共用部設備にあたるため、基本的に交換することができません。しかし、内窓は専有部分ですので自由に取り付けることができます。
寒い季節になると冷たい外気と室内の気温差で発生する結露。その湿気を吸ってカーテンや窓の下、壁紙にカビが生えてしまうことも…。結露は住まいを傷めるだけでなく、ダニ発生などの原因になりますので根本的な対策が必要です。内窓なら、空気層による断熱効果で結露の発生を抑えることができますよ~