どのようなカラーでインテリアをまとめるかで、部屋の印象は大きく変わります。特に心がリラックスしているかどうかで睡眠の質が大きく変わるので、寝室におけるインテリアの色彩は重要です。
原色の赤や黄などのビビットな色彩は神経を刺激し活発化させてしまうので、睡眠の質を上げたいのであれば避けたいところです。逆にオフホワイト・ベージュ・パステルカラーといった柔らかく落ち着いた色彩は人の心をリラックスさせてくれることから、寝室のインテリアに適しています。
寝室は「寝るためのスペース」という感覚が身につくと、睡眠の質もアップします。たとえばテレビやパソコン、本棚といった眠るために必要がないものは、こういった感覚の妨げになってしまうので、できれば寝室に置かない方がよいでしょう。
また、自分の背丈より高い家具や、見るからに重い家具などがあると、万が一大きな地震があったときに倒れて大きな怪我につながってしまう懸念もあります。そういった心配をせずにすむ方がゆっくり眠れますし、何より家具がたくさんあってせせこましい印象のある部屋では、気分も落ち着きません。
利便性との兼ね合いもありますが、できるだけ家具を置かずにシンプルを心掛けると、よりよい睡眠にとっては適した寝室になります。
寝室のインテリアは、簡単なポイントをおさえてコーディネートすることで、睡眠の質を大きく向上させることができます。ぜひ工夫してみてください。