フローリングのリフォームをする際に悩むのが床材の種類ではないしょうか。
■無垢フローリング
木材を張り合わせることなく切り出して形成する無垢フローリングは、1枚1枚色合いや木目も違います。
無垢材の場合調湿効果が期待できます。
また、湿気だけでなく空気も吸収するため、冬は暖かく夏は涼しい足元に。
一方、天然ゆえに湿度の変化があり、乾燥不良のものは割れの原因になる反りや狂いが起きたり、シミもできやすいため、こまめな手入れが必要です。
■合板フローリング
表面の木材が薄いタイプは、補強のためにウレタンなどで樹脂塗装をしているものや、プラスチックで単板を処理して割れや狂いに耐性を持たせたもの、特殊な繊維板を挟んで強度を高めたものなどがあります。
温度や湿度の変化に強く、無垢と比べてもねじれや反りが発生しにくい素材です。
また、耐水性や耐候性もある他、傷がつきにくいためメンテナンスもしやすい素材です。
木材の特性にも着目して床材を選ぶとよいでしょう。