運動には、有酸素運動と無酸素運動の2種類があります。
酸素を取り入れながら長時間続けて行う、ウォーキング、ジョギング、水泳、サイクリングなどが有酸素運動。
一方、無酸素運動は、短距離走や筋力トレーニング、重量挙げなど、短時間で強い力を発揮する運動を指します。
無酸素運動では主に糖質がエネルギー源として使われますが、
有酸素運動では主に脂質を燃焼させてエネルギー源とするため、肥満の改善に有効です。
また、酸素を消費しながらエネルギーを作り出すため、長時間続けることができ、疲労物質である乳酸を生じさせにくいので、体への負担があまりかからないという特徴もあります。
1日約30分以上、週4日以上を目標に
有酸素運動で脂肪を燃焼させるには、1回約15分以上の運動なら、効果があるとされています。
1日約30分以上の運動が望ましいですが、15分の運動を2回行ってもよいでしょう。
また、もちろん毎日運動するのが理想ですが、難しい場合は週4日以上、合計4時間以上を目標にしてください。
ウォーキングやジョギングなど、有酸素運動の種類によっても消費カロリーは異なります。自分の体力と体調を考慮しながら、無理なく、長く続けられる運動を!